ごあいさつ
第26回 全旅連青年部 全国大会
大会長 星 永重
この度は、コロナからの復興を目指し、本当に多くの皆様に北海道札幌の地にお集まりいただきましたこと、また、全国旅行支援が始まり、我々観光産業を取り巻く環境が目まぐるしく変わる状況の中で本大会を運営するに際し、すべての関係者の皆様に心より感謝を申し上げますとともに、日本全体がまだまだ厳しい経済状況の中、日頃より我々全旅連青年部をお支えいただいている協定商社を始めとするたくさんの企業の皆様に改めて御礼を申し上げます。
2年1期体制の当青年部任期の中で、早いもので1年半が経ちました。振り返ると、感染拡大によりGoToトラベルキャンペーンの停止状態が続く中スタートした今期は、我々観光宿泊産業にとって苦難の道を一歩一歩進んできた年月だったかと存じます。そのような中、青年部では様々な支援策における要望活動を展開して参りました。東京の議員会館における陳情には毎回100名を超える参加をいただき、同時に国会議員地方事務所にも都道府県部長を中心に一斉に陳情を行うなど、本当に一枚岩であるという一体感を持った活動を続け、その成果として、地域観光事業支援、全国旅行支援などの需要喚起や地域一体となった高付加価値化事業といった宿泊施設を地方創生の核とした支援策を始めていただくことができ、この全旅連青年部は日本の観光宿泊産業において無くてはならない団体になり得たと確信しております。
これは、代々知識や経験を組織にストックし続け、紡いできた青年部OBである先輩方の礎があるからに他なりません。本年度はその先輩方が1992年より提唱してきた「宿の日」8月10日を再周知していくためにコロナ禍で同様に苦しむ煙火協会と協業して全国各地で「宿の日花火」を打ち上げるための地域事業をサポートするなどし、異業種間連携を強めながら地域観光に活気を取り戻せるよう事業を推進して参りました。まさに思いを承継して昇華していく青年部活動の醍醐味を実感しております。
この「第26回全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部全国大会in北海道」を開催するにあたり、私の中でのテーマを「さいかい」とさせていただきました。この2年半のコロナ禍において、我々は一同に会する場を長きにわたって失い、激変していく環境の中で、実際に顔を合わせて話すことのできない日々が続いておりました。
本大会で、必ずや日本の観光産業を復興に導くためにも、我々青年部員はもちろん、ご来賓、OB、協賛いただいた企業等、関係する全ての皆様が一堂に会し、「再会」をする必要性を強く感じており、実現できましたことを心から嬉しく存じます。
また、この機会において、オンラインでは共有し得なかった、前途のような青年部活動の詳細、仲間との絆や誇りを共有し合えることができる喜びを噛み締めて、日本の観光宿泊産業の復興の狼煙=まさにここから始まる「再開」(リスタート)の起点として更なる青年部活動の躍進に繋げてまいります。今期の青年部活動としては残すところ第4クォーターですが、全国大会を始め12月には京都にて違法民泊撲滅を目的とした国際会議「Reformbnb Forum in Kyoto」、2月に東京ビックサイトにて宿屋が主催する世界初の観光旅行博イベント「宿フェス」と「第6回旅館甲子園」を開催し、ポストコロナの牽引役として、スローガンである「観光を日本の基幹産業に〜Keep Trying〜」を成し遂げるため、青年部団体として挑戦し続けてまいります。
結びに、この大会を契機として、ご参会の皆様の心を一つにし、観光宿泊産業のみならず、関連する全ての皆様が益々、ご繁栄いただけますことを祈念し大会長の挨拶とさせていただきます。
第26回 全旅連青年部 全国大会
実行委員長 柴田 良馬
第26回全旅連青年部全国大会in北海道の開催にあたり、ご多忙の中、またコロナ禍での開催にもかかわらずご来賓の皆様にはご臨席を賜り、誠にありがとうございます。そして、全国各地よりご参集いただきました青年部の仲間達、OBの皆様、協定商社の皆様、日頃より様々な形で我々旅館・ホテルを応援してくださる皆様、北の大地・北海道へようこそお越しくださいました。実行委員会一同、心より感謝申し上げます。 また、本大会ではWEBでの参加登録方式とさせていただきましたが、ご説明不足により皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたします。
この度、実行委員長を拝命するにあたり、全国大会は誰のために開催するのかを考えることからスタートいたしました。私が出した答えは、参加してくださる青年部員1人1人のための大会であるということ。そして、その部員のお宿やご家族のためになる大会の開催こそが本義であると考えました。今大会のテーマ「~Keep Trying~ 旅に出よう。その先のみちへ。」にはそういった想いを込めております。
新型コロナウイルスによって組織、企業文化、人々の生活スタイルや価値観が大きく変容しています。同時に旅に対する価値観やスタイルにも変化が生まれ、今までとは違ったかたちでの旅の提供方法が求められています。そんな状況だからこそ、観光に従事する我々が旅に出ることで新たな旅の魅力を体感し、その魅力をお客様に伝えることが重要だと考えています。大切なのは立ち止まるのではなく、前へ進むこと。そして、挑戦し続けること。 その先に、我々が進むべき道が必ず見えてくると思います。
この意識を青年部員がもつことは、組織全体の向上となり、ひいては業界の更なる発展へ繋がると確信しております。
本大会にご来場の皆様には、是非とも多くの気付きや学びをお持ち帰りいただきまして、観光の夜明けを牽引する力へと変えていただけましたら幸いでございます。
果てしない大空と、広い大地の北海道で皆様と「再会」できたことを心から嬉しく思います。結びに、まだ先が見えない現況の折、本大会を開催するにあたりご理解ご協力を賜りましたすべての皆様に深謝を申し上げまして、御礼の言葉とさせていただきます。
第26回 全旅連青年部 全国大会
北海道ブロック長 榎本 竜太郎
「第26回全旅連青年部全国大会in北海道 ~ Keep Trying ~ 旅に出よう。その先のみちへ。」の開催にあたり、一言、歓迎のご挨拶を申し上げます。本日は、ご来賓の皆様をはじめ全国より多くの青年部の皆様をお迎えし、全国大会がここ北海道で盛大に開催されますことをお慶び申し上げますとともに、心より歓迎いたします。
また、全旅連協定商社及び関係各位の皆様におかれましても、大会の開催に際し多大なご協力を賜りまして、心より感謝の意を表します。
さて、本年10月は、新型コロナウイルス流行「第7派」がピークアウトの傾向であり、10月11日からは旅行需要喚起策である「全国旅行支援」がついに実施されます。そして、入国者総数の上限撤廃、査証免除措置の適用再会等、水際対策の緩和も発表され、徐々にコロナ前の日常が戻ってくる兆しが見えてきました。
一方で、今日まで2年半以上にわたりコロナ感染症拡大に伴う、国の行動制限や観光需要の激減により、我々観光業界は経営責任の範囲外で致命的ともいえる売上減少に見舞われてきました。さらに、度重なる自然災害と、ロシア問題を契機としたエネルギー費上昇等、一難去ってないのにまた一難、試練の時が今も続いています。
今回の青年部全国大会は、「再会」をテーマに、今日まで2年半以上にわたりコロナ感染症に立ち向かい、様々な苦難を乗り越えてきた全国の仲間たちが北海道に終結し、日本の観光のリスタートを宣言する場にしたいと考えています。全国から集まった青年部仲間の知恵と工夫、発想、繋がりを共有し、我々の宿に持ち帰りその後の経営に活かすこと、これから待ち受ける様々な苦難にも打ち勝つ勇気と糧を得ることに大会参加の意義があると考えます。
本大会が開催されるここ北海道では、2030年度の北海道新幹線札幌延伸や冬季オリンピックの招致に向けて再開発が行わています。さらに、来年2月は3年ぶりに「さっぽろ雪まつり」の開催、9月にはATWS2023開催されます。来年こそは、国内外からの多くのお客様に北海道に来ていただきたい、そんなことを単純に、かつ、切に願っております。
結びに、今大会が全国の青年部員の皆様にとって純粋に「来てよかった」と、また、今期スローガンである「観光を日本の基幹産業に」を体現する青年部事業の一つとなれば幸いです。最後に、本日ご参会の皆様の益々のご多幸とご健勝を心から祈念申し上げます。
第26回 全旅連青年部 全国大会
受入道部長 高島 将人
第26回全旅連青年部全国大会in北海道開催にあたり全国から北海道札幌市にお集まりいただきます事、心より感謝いたしますとともに心より歓迎申し上げます。
また、ご多忙中にも関わらずご臨席を賜りますご来賓の皆様方、協賛企業様、関係者の皆様には、厚く御礼申し上げます。
北海道で初の全国大会を!
榎本北海道ブロック長の熱い思いに打たれ、この2年間北海道部長という大役を仰せつかりました。その集大成でもある北海道での全国大会。こうして開催できることにご尽力いただいた青年部の皆様、関係各位様、厚くお礼申し上げます。
約2年間というコロナ過で仲間同士交流を深めることもままならない中、こうして沢山の皆様と会場でお会いできるのが今から楽しみでなりません。
いよいよ全国旅行支援も開始されます。ここ北海道から観光業の復活の狼煙となるよう盛大な全国大会にいたします。
星部長が掲げる観光を国の基幹産業へという強い想いを、北海道の会場へお集まりいただく皆様並びに全国の観光業に従事される皆様と共に私も少しでも寄与できるよう今後も努めてまいります。
最後になりますが、諸先輩方が紡いでこられた全旅連青年部全国大会が北海道で開催されることに心からの敬意を表しますと共に、皆様の今後益々のご健勝とご活躍を祈念いたします。